【比較レビュー】ダイキン除加湿空気清浄機MCZ706AとMCZ704Aの違いと選び方ガイド

空気清浄機・加湿、除湿器

 

 

加湿も除湿もできる空気清浄機ってどう?

乾燥が気になる冬や、湿気がつらい梅雨の時期…空気の悩みは本当に季節によって変わってきますよね。

花粉が飛ぶ春先や、エアコンの使用が増える夏場など、私たちが日々過ごす室内環境は思った以上に影響を受けやすいものです。

そんなとき、1台で「加湿」「除湿」「空気清浄」の3役をこなしてくれる頼もしい家電があれば、とても心強く感じられるのではないでしょうか。

特に小さなお子さんがいるご家庭や、ペットと暮らしている方にとっては、空気の質を保つことが快適さにつながる大切なポイントになります。

そこで今回ご紹介したいのが、空調機器の専門ブランドとして信頼の厚いダイキンが手がける除加湿空気清浄機「MCZ706A」と「MCZ704A」の2モデルです。

一見似ているこの2つですが、実は使い方や住環境によって適した選び方がしっかりあるんです。

この記事では、それぞれの特徴や違いをやさしい言葉でわかりやすく解説していきますので、初めての方でも安心して読んでいただけますよ。

ダイキンの除加湿空気清浄機とは?

 

 

 

除加湿+空気清浄の基本機能

「除湿・加湿・空気清浄」が1台で完結する家電って、毎日を快適に過ごしたい人にとっては本当にありがたい存在ですよね。

洗濯物がなかなか乾かない梅雨時期や、湿気でお部屋がジメジメする夏には除湿機能が大活躍。

一方、冬になると加湿がないと肌がカサカサになったり、のどがイガイガしてしまったりと、不快感が増してしまいます。

そんな季節の悩みにまるごと対応してくれるのが、こうした多機能タイプの空気清浄機なんです。

だからこそ、空気環境を清潔に保つことで、快適な生活をサポートしてくれます。

 

ダイキンの技術と信頼感

ダイキンといえば、エアコン業界でもトップクラスの実績を誇る国内メーカー。

中でも注目されているのが、ダイキン独自の「ストリーマ技術」。

また、長期間使っても性能が落ちにくく、メンテナンスの手間も比較的少ないのがうれしいポイント。

使う人のことを考えた丁寧な設計が感じられるので、「長く安心して使いたい」という方にぴったりなんです。

 

モデル選びのポイント

同じダイキンの除加湿空気清浄機シリーズでも、実はモデルごとにけっこう違いがあるんです。

例えば、適用畳数が違えば、お部屋に対するパワーが変わってきますし、加湿・除湿の能力もモデルによって強さが異なります。

サイズ感も大事なチェックポイント。大きなリビングに設置しても違和感のない大型モデルもあれば、寝室や書斎にぴったりなコンパクトタイプも。

また、電気代やフィルターの交換頻度、操作のしやすさなども選ぶときの大切な基準になります。

どんなお部屋で、どんな目的で使いたいのかを明確にすると、自分に合った1台がぐっと選びやすくなりますよ。

MCZ706AとMCZ704Aのスペックを比較

 

MCZ706Aの基本性能と特徴

 

 

  • 適用床面積が広く31畳まで対応できるので、リビングや広めのLDKでもしっかり活躍してくれます
  • 除湿能力が非常に高く、梅雨時や夏場の湿気対策に心強い味方。洗濯物の部屋干しにも効果的です
  • 加湿能力もパワフルで、800mL/hという数値は乾燥しがちな季節でも潤いをしっかり届けてくれます
  • サイズはやや大きめで設置場所の確保が必要ですがその分存在感と安定感があり安心感も◎
  • インテリアとしても高級感があり、落ち着いたカラーとフォルムが特徴です
  • 操作パネルも大きく見やすいので、ご年配の方でも扱いやすい設計になっています

 

MCZ704Aの基本性能と特徴

 

 

  • ややコンパクトな設計で、6〜10畳程度のお部屋にぴったり。一人暮らしの方や寝室使いにおすすめ
  • 除湿能力は706Aに比べて控えめながら、日常的な湿気対策には十分なスペック。衣類乾燥モードも搭載
  • 加湿能力も程よく、静音モードとの組み合わせで就寝時にも安心して使用できます
  • 価格が抑えられていて、初めて加湿空気清浄機を導入する方にも手が届きやすいモデルです
  • フィルター交換や給水タンクの取り外しもスムーズで、日常的なお手入れがしやすい設計
  • 電力消費も低めで、省エネを意識したい方にとってもうれしいポイント

 

【一覧表あり】スペック比較早見表(例)

項目 MCZ706A MCZ704A
適用畳数(空気清浄) ~31畳程度 ~25畳程度
除湿能力(目安) 高い(10L/日以上) 標準(6~7L/日)
加湿能力(目安) 強め(800mL/h) 普通(500~600mL/h)
サイズ感 大きめ コンパクト
価格帯 やや高め お手頃価格

除湿・加湿性能の違いは?

706A:広い空間でもしっかり除加湿

 

 

湿気の多い時期や洗濯物の部屋干しが多いご家庭では、706Aのパワフルな除湿力がとても頼りになります。

湿度が高くなりがちなリビングでも、短時間でカラッと快適な空気に整えてくれるので、洗濯物の乾きが早くなったり、壁紙や家具の湿度を適切に保つことで、カビの発生を抑えやすくなります。

さらに、乾燥しやすい冬の時期にも強力な加湿機能が活躍。

800mL/hの加湿量で、広いリビングでもしっかり潤いを保ってくれます。

湿度のバランスが整うことで、乾燥による不快感をやわらげますよ。

一家全体で年中快適に過ごせる空間づくりが実現できます。

 

704A:小さなお部屋にぴったり

 

 

寝室や書斎など、少し狭めのお部屋では704Aのコンパクトなサイズ感とほどよい出力がちょうど良い印象です。

静音性にも優れていて、就寝中でも気にならない程度の静かな運転音なので、ぐっすり眠りたい方や音に敏感な方にもおすすめ。

また、電気代も控えめなので、長時間の使用でもお財布にやさしいのが嬉しいポイントです。

小さいながらも加湿・除湿・空気清浄の3機能をしっかり備えており、一人暮らしの方や子ども部屋用としてもぴったりなバランス型モデルです。

 

【体感レビュー】季節ごとの使い心地

筆者宅では706Aをリビングに、704Aを寝室にそれぞれ使っていますが、 夏は除湿、冬は加湿で年中活躍中です。

なんだか空気の質が整うと、より快適に感じられることがあります

空気清浄力の違いを徹底比較

 

 

 

フィルター性能と交換コスト

どちらのモデルも高性能な集塵・脱臭フィルターを搭載しており、目に見えない細かなホコリやニオイまでしっかりとキャッチしてくれます。

中でもMCZ706Aのフィルターはサイズが大きく、処理能力にもゆとりがある分、より長寿命なのが特長です。 日常的なお手入れは年に1回程度の掃除でOK。

数年に一度のフィルター交換だけで済むため、維持費が高くなりにくく、経済的に使い続けられます。 さらに、フィルター交換のタイミングをランプで知らせてくれる機能があるのも便利。

一方、MCZ704Aも同様にメンテナンス性が高く、フィルターの取り外しや掃除も簡単。

日常使いでも十分に満足できるコストパフォーマンスを備えています。

 

花粉やPM2.5への対応力

どちらのモデルにも搭載されているのが、ダイキン独自の「ストリーマ技術」。

  • 「PM2.5やウイルスなどの微粒子を減らすと期待されています
    (メーカー公表データによる)」
  •  「使用環境や条件によって効果は異なります」

花粉症の季節や、外気の影響を受けやすい地域にお住まいの方にとっては、非常に心強い存在になるはず。

MCZ706Aの方が風量がやや強めなので、より早く室内全体に清浄な空気を行き渡らせたいという方にはおすすめ。

一方のMCZ704Aも小さなお部屋なら十分な清浄能力を発揮してくれるので、どちらも満足度は高いです。

 

運転音の静かさ

静音性に関しては、MCZ704Aの方が全体的に控えめで、特に就寝時に使用する寝室には最適なモデルといえるでしょう。

「しずか運転モード」にすれば運転音はほとんど気にならず、ぐっすり眠ることができます。

MCZ706Aは風量が強めな分、最大運転時にはやや音が大きく感じられる場面もありますが、同じく静音モードを選べば、テレビを見ていても気にならない程度の運転音に。

リビングでくつろぐ時間を邪魔しない程度の静かさなので、日常使いとしても安心です。

また、どちらのモデルにもチャイルドロックやタイマー機能があり、静かなだけでなく使いやすさも兼ね備えています。

 

 

価格比較!どれくらいの差があるの?

以下は、調べられる範囲での MCZ706A と MCZ704A の実勢価格例 です(2025年10月時点)。

地域・ショップ・セール時期で変動しますので、あくまで目安としてください。

モデル 実勢価格例 情報ソース 補足
MCZ706A ¥217,800(ケーズデンキ 楽天店) 価格.com ケーズデンキ 楽天店 通常モデルで最安順表示
¥229,900(ビックカメラ) ビックカメラ ビックカメラ 店舗実売価格例
¥202,688(Amazon 他ショップ) 価格.com インターネットショップ 在庫・送料による変動あり
MCZ704A ¥159,800(楽天) 楽天市場 楽天市場 並行輸入品等含む可能性あり
評価レビューでの記載あり(詳細価格は非表示) 価格.comレビュー 価格.comレビュー 見た目・使いやすさのレビュー中心

 

価格差から見る購入判断のヒント

  • MCZ706A は高性能・高機能ゆえ、MCZ704A よりも 5~7万円前後高めになることが多いようです。

  • ただし、セールやポイント還元、型落ちモデルでの割引を狙えば、実際の差はもっと縮まることもあります。

  • 「見た目がほぼ同じでこの差か…」と感じることもあるので、機能・性能の差を価格差で納得できるかが鍵になります。

 

 

ユーザーレビュー|実際に使ってみた声からわかること

 

 

 

インターネット上でのレビューや体験談をもとに、「いい点」「気になる点」両方をまとめます。

👍 好印象なレビュー

  • 「想像より大きかったが、リビングから隣の部屋まで空気がスッキリ」
    楽天レビュー
    MCZ704A を実際に使った人が、「部屋干しの洗濯物が早く乾く」「冬に結露が減った」などの体感効果を実感しているとの声あり
    さくっとログ+1

  • デザインについて、「落ち着いた色合いで部屋に馴染む」との評価も見られます
    価格.comレビュー

 

👎 気になる・要注意なレビュー

  • MCZ704A のサイズ感について、「本体サイズが大きめで部屋のスペースを占有する」という意見もあり
    akirametaro.com

  • 一部ユーザーからは、「多機能をうたうけど万能ではない」との慎重な見方も
    (“jack of all trades, master of none” という意見)
    Reddit

  • 価格の高さに対して、機能差が十分に感じられない、という声もごくわずかあります。

 

レビューから得られるポイントまとめ

  • 広い空間での空気清浄・除湿性能を求める人には、MCZ706A は安心感のある選択肢になることが多い。

  • コンパクト・省エネ・静音性を重視するなら、MCZ704A のほうが扱いやすさで評価されるケースも多い。

  • 見た目・デザインの調和も意識する人には、「部屋に馴染む色・フォルム」が評価されている点が後押しになるでしょう。

 

 

最終まとめ|あなたにはどちらがおすすめ?

これまでの比較・レビュー内容をふまえ、最後に読者目線で「どちらを選んだらいいか」の判断ポイントとアドバイスをお伝えします。

🔍 選ぶ基準チェックリスト

チェック項目 MCZ706A が向いている人 MCZ704A が向いている人
広さ(部屋/リビングなど) 広め(20~30畳超) 小~中規模(10~20畳程度)
湿度/乾燥の悩み度 湿気・乾燥どちらも強めな環境 どちらか一方が問題になる程度
静音性・夜の使用 静音モード利用推奨。音が気になるなら注意 比較的静かなので就寝部屋にも向く
価格・コスト重視度 差を機能で納得できるなら選択肢に コスパ重視ならこちらが安心
デザイン・設置性 少しスペースの余裕がある方向け コンパクトな部屋でも設置しやすい

 

🎯 おすすめモデルの目安

  • MCZ706A を選ぶのがよい方
     広いリビングや複数部屋をまとめてケアしたい、湿度・乾燥の両方を強くコントロールしたい、将来も長く使いたい、という方向き。

  • MCZ704A を選ぶのがよい方
     一人暮らし・寝室・書斎などの使用が主、価格を抑えながら十分な性能を求めたい、静音性・省スペース重視という方向き。

 

💡 最後にひとことアドバイス

どちらも「空気清浄」「加湿」「除湿」の3役をこなす優秀な機種です。しかし、完璧な万能機ではありません。

一番大切なのはあなた自身の「使いたい場所」「何を重視するか(静音性?除湿力?価格?)」をはっきりさせること。

また、セールやポイント還元、型落ちモデルを狙うと、性能差と価格差のバランスをより有利にできます。

 

 

 

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